弱い敵、強い眼差し

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前話


本編

 目覚めは悪かった。
 アルマが住んでいる離れ森という地域の性質上、本来ならば人が来るはずのないアルマの家がある森の深部で、叩かれることのない家の扉が何者かに叩かれたことに原因があった。

 また昨日の夜、この森の食物連鎖の頂点である|蜥蜴人《リザードマン》との対決を行い、|蜥蜴人《リザードマン》の固有魔法である|鱗鎧《スケイルメイル》を獲得した。相手の攻撃に対し、自らの魔力を載せ反射する強力な防御魔法だった。

 その対決の結果、アルマは大きく体に傷を負い、ベッドから起き上がるのも億劫なほどだった。



 疲労ある身体を起こし、アルマは家の扉へと近づいた。

「誰だ?」

 重く静かな声音で扉越しに響くアルマの声は少なくとも少年の声には聞こえないだろう。

「アル……私よ」

 声を上げたのは、先日のゴブリン事件でアルマをゴブリンの村へと案内したサリナ=エースだった。

「すまない。ここに来るような奴なんていないから気を張ってた」

 アルマはゆっくりと扉を開け、家の中から顔を出す。

「ううん、大丈夫。今日は用があってきたの」
「そうだろうな、じゃあ入れば? 男の一人暮らしだから汚いけど」
「ありがとう」

 サリナは終始そんな感じだった。借りてきた猫のような、初対面のような。それもアルマに対する情けからなのだろうが、アルマはそれが気に入らなかった。しかし何度言ってもサリナのその態度は治らなかったため今はもう諦めている。

 アルマは汚いながらも一番綺麗な椅子にサリナを座らせ、家を明るくするためランタンに火を灯す。ログハウスと言えば聞こえはいいが、ただの木造の掘っ立て小屋であるアルマの家は人を招くにはいささか惨め過ぎた。

 食器棚から茶器を取り出し、来客用という体で自分のために奮発して買っておいた紅茶をサリナに振舞う。紅茶を口にしたサリナは「おいし」と少し嬉しそうに呟いた。

「で、用って?」

 アルマが尋ねると、サリナはカップを置き、口を開く。

「昨日いた先生覚えてる? エリスって言うんだけどね。その先生がアルのことを学園のもっと上の人に報告したんだって。そうしたら是非学園に招待したいって。魔法を使えないって言ってたから尚更教えたいって。学費は免除でいいからって」
「それを俺に言いに来たのか」
「うん」

 サリナはアルマが人嫌いだということも知っているうえ、なぜ人嫌いかも知っている。それなのに、学園から頼まれてしまったため仕方なく来たのだろう。

 街の外に出なければならないうえにアルマの家は割と森の深部にあるから道中も危険だが、学園からしたらアルマの家がどこにあるか知らないため、サリナに頼るしかなかったのだろう。

 アルマはサリナの努力に免じて、そして町まで送っていくという名目で学園に顔を出すことに決めた。

「こんなに朝早くか。仕方ない、俺は学園がどこにあるかわからないから案内してくれるか?」

 その言葉にサリナの表情は雲から日が顔を出したように明るくなる。

「うん! もちろん!」

 アルマは昨日洗い、乾いた装備を着、サリナと共に森の道を歩いた。

 小鳥のさえずりが響き、遠くでは鎌鼬であろうか、叢をかき分けている音がする。草木の青臭さは血の匂いに塗れた肺を浄化するようだった。



 森を抜ければ平原に出る。人間種が農業や牧畜をできたのはこのシル平原と呼ばれる平原のおかげだった。そしてこの平原を東に数キロ行くと人間種最大の城塞交易都市、商業都市パレルがある。

 人間種の王都グレイクは防御面を考慮したため山中に建てられていることから大きさはパレルより小さい。結果この都市が大陸最大の都市となっている。

 そしてその都市の中心にそびえる城のような形をした建物こそ今からアルマ達が向かう魔法学園であった。

 商業都市に着いて最初に目につくのはこの立派にそびえ立つ|門《ゲート》だろう。アイデンを門番に差し出し身分を証明できれば開けてもらえるが、この|門《ゲート》はただの都市を塞ぐ扉ではない。

 開くと同時に不可侵結界という特殊な結界が開く仕組みになっている。

 不可侵結界と言うのは生物、無生物、敵、味方問わず中に入ろうとした全てを消滅させる結界だ。門番を通さず無理に都市に入ろうすればそこで一生を終えることになるだろう。

 この|門《ゲート》は魔物から採れる魔晶石から還元した魔力で動いている。先の戦争が起きてから主要都市には|門《ゲート》と不可侵結界の配備が絶対とされた。

 特にこの都市、商業都市パレルは食料、武器、建材、その他様々な物資が流通するため人間種にとって王都の次に重要な都市である。ここが陥落すれば物資の移動が滞り、人間種は危機的状況に陥るだろう。

 そのため不可侵結界と光属性の結界の二重で守られている。また光属性の結界を透過する魔砲台も数基設置されている重装備な城壁を備えていた。

 それをくぐるとすぐに街のメインストリートに出る。横幅は二十メートル近く、縦は測り知れない。その先にあるのは魔法学園だ。メインストリートを外れれば広大な農場や牧場が広がっており、数万を超える人間種がこの都市に住んでいた。

 町の中は常に祭りの如く活気に満ち溢れメインストリートでは通行人をどうにかして自分の店に入れようと、商人が様々な思考を凝らして客引きをしている。



 人嫌いであるアルマはそういう輩に絡まれるのを恐れ、ローブについているフードを深く被り、学園へ向かった。



 学園に足を踏み入れればサリナが一歩前に出て、アルマを一つの部屋へと案内した。そこにいたのは先日生徒を引き連れていた女性エリスの他に男が二人。

 一人は老いた男性でもう一人は若い男性。老いた男性はレイピアを持ち、若い男性は魔術師が身に着けるローブや装飾品を身に着けている。しかし顔に仮面のようなものを付けており、顔の特定はできない。エリスも後者の男のような装備だ。

「君がゴブリンの村から我が校の生徒を助けてくれたアルマ君だね?」

 口を開いたのはレイピアを携えた老いた男性だった。

「私はこの学園の校長を務めている者だ。率直に申し上げよう。我が校は君を生徒として迎え入れたいと考えて――」
「断らせていただきます」

 アルマは校長の言葉に食い気味に応える。サリナの面目を保つために学校に顔を出しはするがその申し出を受けるつもりはなかった。

「君は魔法が使えないとエリスから聞いている。それならばこれほど良い環境はないだろう?」
「貴方がどういうつもりで俺を学園に入学させたいのかは知らないけど、俺はその申し出を受けるつもりはない。魔法が使えない? 生憎魔法が使えないと言っても、発現しないってだけだ。魔力は扱える。だから装備魔法だって扱えるし、魔物を使役することだってできる。世間に知り渡っている魔法をわざわざ使おうとは俺は思わない」

 校長はその言葉を聞いても尚、苦し紛れに交渉を続ける。

「私とて君がなぜそこまで学園の入学を拒否するのかはわからない。しかしこの学園に入学し、九の月に行われる試験で好成績を修めれば王国軍への入隊が認可される。魔法が学べ、王国軍への入隊が確約される。これほど美味しい話はないだろう? 既に入学時期は過ぎ七の月。君限定の特別待遇だ」

 人間種最大の戦力、王国軍。その道が拓かれるということは入学してしまっても良いかもしれないとアルマの心が一瞬揺らぐ。



 人間種は主に二つの戦力を有している。都市警備、要人護衛の役割を果たしている王国軍と街道警備、商人警護の役割を果たしている冒険者。また王国軍の中には正規軍や精鋭軍など様々な括りが存在する。

 アルマは個人的な事情で冒険者として名を登録するギルドには顔を出すことはできないため、安定した戦闘職となると王国軍しか選択肢がない。嫌々ながらになるが危険な前線で働かなくとも警備をしているだけで収入が入る正規軍などになれればこれほどうまい話はない。アルマは少し考えた後返答した。

「王国軍に入るためだ」

 アルマは校長に差し出された書類にサインをし、身分証更新のためアイデンを差し出す。アイデンは読み取り機に通され、アルマの職業欄に学生というものを追加する。

「それでは、魔法学園テーティアはアルマ=レイヴンを正式に生徒として認める」

 アルマはアイデンを受け取り、その部屋をサリナと共に後にした。

「これでよかったんですね?」

 魔術師のローブを着ている男は校長に応える。

「ええ、ご協力感謝いたします」

 サリナはアルマを心配そうに見つめた後、口を開く。

「本当に良かったの? 多くの人と関わることになるって言うのに」
「ああ、今更引き籠っていたってしょうがないだろう? 王国軍に入れるなら安いもんだ」
「それならいいんだけど……」

 サリナの表情は明らかに良いとは言っていなかった。



 アルマが割り当てられたのはあのエリスの担当する学級であった。件の問題を起こした勇者がいる、あの森に来たクラスである。もちろんサリナもその学級に在籍している。

 もうその中では勇者を助けた少年が転入という形でクラスに来るということが広まっていたらしく、アルマが教室の扉を開けた時、異様な視線を多く感じた。

 アルマにとってはとても居づらいそんな空間の中で、一人の少女がアルマに声を掛ける。

「あなたはもしかして、森で私たちを助けてくれた……?」

 金髪碧眼の可憐な少女。男のアルマと話している姿に他の多くの男子生徒が負の視線を送っているあたりこのクラスの御姫様のような存在なのだろうと、アルマは察する。自らの机の前でちょこんとしゃがむ彼女を見て、それも頷ける可愛さであると思った。

「君はあのゴブリンの村の中で結界を維持していた……?」
「そう! あの時は本当に危ないところを助けてくれてありがとう! 同じクラスってことは同い年? 同い年なのにあんなに凄い戦い、憧れちゃうな」

 意識しているのか、無意識なのか。アルマにどちらか判断することはできないが少女は確実に男のツボを突くような話し方で、話題を展開する。

「あ、ごめん。私はセラ、セラ=リーデルト。それでやらかした勇者ってのはあそこのロード。もう一人いた女の子があの子でナディアって言うの」

 頭に包帯を巻き、アルマの方を妬ましいような視線で見る、悔しいことに顔立ちの良い少年。それが勇者であり、ロードというらしい。後に出てきた少女はいた覚えがないのだが、アルマと目が合った瞬間、他の生徒の影に隠れたところそういう性質なのだろう。

「俺は王国軍に入るためにこの学園に入学したんだ。他の誰かと慣れ合うつもりはないから、話が終わったのならもういいかな? 君を相手にしていると男性陣の視線もしんどいし」

 セラはその言葉によって表情に影を落とした。だが相手にどのような印象を持たれようともアルマは気にしないし、それを知るつもりもなかった。

 アルマはあれから今まで一人でやってきたのだから。

 しかしロードという男は性根まで勇者なのか、アルマのその言葉に対し訂正を要求してきた。

「貴様初対面の相手にその言いぐさは何だ! 訂正しろ!」

 怒鳴る相手に対し、怒鳴っても意味がないのは知っていた。だからアルマは神経を逆撫でするように冷静な言葉で返す。

「自分の女を取られてムカつくなら、ちゃんとお手々繋いで見張っていたらいいだろう? いちいち突っかかってくるつもりなら覚悟をしろ? 気絶していて知らないかもしれないが、あのゴブリンの大群からお前を救い出したのは残念ながらこの俺だ。この事実は絶対に揺るがない」

 自分自身の怒りの波長を魔力に乗せて放つ。かつて獣の都で獅子王と呼ばれた男が使っていたものと似た、魔力の応用術だった。

 案の定勇者様はアルマの圧力にやられ、一言でもアルマに言葉を返すことができない。それを見かねてかどうか知らないが、また一人の生徒がアルマに突っかかってくる。

「王国軍だと? 知ってるか? 王国軍に入隊できるのは選抜試験で選ばれた限られた人間だけだって。お前は王国軍には入れない。なぜならこのイギルが王国軍に入隊するからだ!」

 後ろに手下のような、棒切れのように弱そうな生徒を引き連れてアルマの前に現れた少年は丁寧に自己紹介までしてくれた。

「要項は聞いている。学園内の成績関係なく選抜試験で好成績だった者のみが王国軍に入隊できるって。それなら俺はお前たちと慣れ合わなくても王国軍に行けるわけだ。せっせと勉強した奴は落第。勉強してなくても俺は合格。存分に悔しがればいいさ」

 イギルはその幼げな顔立ちから見て取れるように、性格も子供であった。怒り狂った様な素振りでイギルはアルマに言う。

「それなら今日行われる選抜試験の模擬試験で俺と勝負しろ! 俺の実力見せてやる!」

 模擬試験があるということも聞いていたため知っていた。それと同時に怒った相手がどれだけ扱いやすいかも知っていたアルマは、イギルの申し出を引き受ける。

「後悔するなよ?」
「お前こそ!」



 試験場として案内された訓練場は器型で多くの観客席を備えた作りになっていた。おそらく王国軍選抜試験というものは都市全体を巻き込んだ祭りのような催しと化しているのだろう。そのうちの一画、一対一用に作られた戦闘フィールドにアルマたちのクラスは集まる。

「今からここで試験を行っていこうと思います。相手が決まった人から私の所に来てください。基本的に近接系は近接系と、魔法系は魔法系と組むように」

 エリスはルールを述べた後そう言う。ルールは簡単、何でもありな、疑似デスマッチ。片方が降参か気絶、若しくは一度の回復術で回復不可能な怪我を負った場合勝負が決する。

 各自、相手を選り好んでいる中、イギルは優等生気取りに手を挙げ名乗り出た。

「先生ペア決まりました!」

 エリスは誰とやるかを問う。

「こいつとやります!」

 イギルの指の先にはアルマが居り、その少し後、全員の視線がアルマに送られる。

「アルマ君はそれでいいの?」

 ここで駄々をこねるような真似をして醜態を晒すのは躊躇われるため、アルマは透かさず「大丈夫です」とだけ答えた。

 ほかの生徒はフィールドの外に出て、アルマとイギルは地面に引かれた対となっている白線の上に立つ。間にはエリスが立ち審判の役割を。そしてエリスの掛け声とともに戦闘を開始した。

 イギルの得物は両手斧。イギルの大雑把で目立ちたがりな性格がはっきりと現れている。ハンドアクスを筆頭とした斧は振り下ろすという単純な動きからでは考えつかないほどの絶大な攻撃力を誇っている。

 それこそ斬るというより叩き潰すような斬撃は当たれば一溜りもない。その攻撃力をひたすらに高めた大斧の力は凄まじいが、あれだけ大振りなモノに当たるアルマではない。アルマは武器すら構えず、宣言を行う。

「武器無しで叩きのめしてやる」

 と。その挑発に怒ったイギルは案の定絶叫とも言える気合いで斧を振り下ろす。

 しかし、いや当然それがアルマに当たることはなく、斧は虚しく地面に突き刺さるだけだ。イギルはそれを引き抜こうにも、勢いあまったせいでうまく抜けず大きな隙を作る。

 その隙を見逃してやることはなく、アルマは背後からイギルの脇腹に蹴りを食らわせる。ミシミシと骨が異常をきたした音を耳にしたが戦闘が始まった以上相手に情けを駆けるつもりはない。

勢いを殺さないように、その勢いの角度を変え、バランスを崩したイギルを地面に叩きつけた。

 その拍子で斧が抜けるが、倒れながら斧を振り回せるほどの技量はイギルにはない。そして大の字で地面に転がったイギルの腹部目掛けアルマは踵落としを放つ。苦悶の表情を浮かべながらイギルはフィールドに胃液を吐き出した。

 アルマは戦闘術の中でもちゃんと、殺人術と格闘術を分けて考えていた。

 武器を構えていないのも、武器は人を殺すものだと頭でしっかりとわかっていたから。学園は訓練と言っているが、敵ではない者に殺人の道具を向けるほどアルマは軽い男ではなかった。

 そう、イギルはアルマの敵ではない。
 
 アルマは降参するかと思い、手を止めたがイギルは斧を杖のように扱い立ち上がり、今一度斧を構えて見せた。

 今まで街の中でぬくぬく育ってきた者にしては根性のある方だろう。しかし感心と情けはイコールではない。

 アルマは戦意喪失を狙いイギルの鼻目掛けて渾身の拳を放つ。

「目が、開いている……!?」

しかしアルマの拳を食らう直前、イギルの目は開かれていた。それどころかアルマの拳を食らいにいっているのではと錯覚するほど前のめりな姿勢でアルマの殴打を受けた。

まだ俺は戦えるという意志が体にそのような行動を取らせたのだろうか。

本来人は痛みや恐怖を感じたら、反射によって目を閉じたり、腰が引けたりするだろう。しかしこのイギルはそれをしなかった。反射という体に染み込んでいる癖を自らの心で乗り越えてみせた彼は生徒でありながら戦士でもあった。

「見込み、アリだ――」



 しかしそんなアルマの残虐な戦いを見たクラスメイトがそれ以降、好意的に話しかけてくることはなく、アルマの望み通り周囲から人はいなくなった。サリナを除いて。

 誤算だったのはアルマに挑んできたイギルがクラスから孤立したということ。所謂ガキ大将のポジションにいたイギルはアルマにあんな戦闘の挑み方をしておいてあの負け方をしたのだ。

 圧政は一つのほころびで一気に崩れ去る。そういう社会の縮図が学園というものなのだろう。



 アルマが入学する前――森で出会う前――に座学系の授業は済ませていたらしく、これから行われていくのはほぼ実践訓練らしいかった。

 学校の保護の元、迷宮の攻略が行える。入学に際する副産物としては割と良いモノかもしれない。

 そしてこれから向かうのが学園から一番近い迷宮、狼の迷宮。大した金稼ぎにはならないレベルの低い迷宮だが、近々赴こうと思っていたため有り難かった。

 行こうと思っていた理由はその迷宮で出現する魔物だ。魔物の能力を複製する能力を手に入れたところでアルマは昔憧れた一つの種族について思い出していた。

 獣人種狼人族。

 獣と人のハイブリットである種族の獣人種。その中でも狼の力を手に入れている種族が狼人族と言われていた。

 先の大戦にて大多数の獣人種が魔人種の味方についた中、狼人族のみが人間種の味方につき、魔人種、最大の兵器と謳われた破壊の獣、合成獣を一部族のみで討伐した。

 しかしその代償は大きく、狼人族は今この世に一人たりとも存在していない。狼人族は合成獣を滅ぼした種族でありながら、合成獣に滅ぼされた種族でもあった。

 彼らは今でも先の大戦で君臨した光の勇者と同等の敬意を持って人間種に崇められている。

 狼の迷宮には、その名の通り狼の形を成した魔物が何種類も存在していた。大喰手の力を以て狼の力を複製したのならばかつての狼人族のような力が手に入るのではと、淡い期待を胸にアルマは心を躍らせていた。

次話


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  • 最終更新:2020-04-16 01:08:16

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